イタリアの名門生地メーカー、CANCLINI(カンクリーニ)が手掛けたブリーチデニム。
その名前を聞いただけで、ちょっと背筋が伸びる…でも触った瞬間、ふわっと肩の力が抜ける。そんな生地です。
デニムと聞くと「硬い・重い・色落ち必至」と思うかもしれませんが、このブリーチデニムはまったく違います。柔らかく、軽やかで、肌に触れるとやさしい。まるで、長年着込んだお気に入りのシャツを、最初から手に入れたような感覚です。しかもCANCLINIらしい上品な色落ち具合で、ラフすぎず、ちゃんと“いい顔”をしてくれます。
オンでもオフでも着られるのも、この生地の大きな魅力。
ジャケットの中に合わせれば、ほんのり抜け感のあるビジネススタイルに。休日は袖をまくって、デニムパンツやチノと合わせて軽快に。どちらに振っても似合う、器用な二刀流プレイヤーです。
さらに、この時期にうれしいのが、空気をふくんだような柔らかな風合い。真夏のカリカリしたシャツ疲れから解放され、秋口まで長く着られる軽快さ。冷房の効いた室内から夕暮れの散歩まで、シーンを選ばず快適に寄り添ってくれます。
「デニムなのにきれい目」「きれい目なのに気楽」。
このブリーチデニムは、その境界線を軽々と飛び越える存在です。CANCLINIの美意識と、デニムの自由さが出会った瞬間を、ぜひ袖を通して味わってみてください。